(続)文学フリマ出店
それで、当日(11月23日)粛々と出かけて行きました。

まだ準備中。

取りあえず、セットアップ。

そして、12時開場、17時終了。
チラシを、立ち上がって、常時配布した。170部くらいあったチラシは14時半ころなくなった(2倍の部数が必要だった)。
隣の20代?のカップル(詩人らしい)も同様に立ち上がって配り始めた。
結果は、7冊が売れた、前回2冊だったので、まあ、工夫の効果はあった、と考えてよいだろう。7000円の売り上げは、6600円の場所代を何とかカバーできる金額である。全体としては、もちろん真っ赤な赤字である。

ただ、自分の本の内容に少々疑問も持ち始めた。最初の頃話しかけて来た若い男(高校生か大学生)は「カフカは面白いですよねー。後でまた来ます。」と言って来なかった。
お終い頃来た中年のおばさんは「カフカっていいですよねー、私カフカの家まで行ったのですよ。」「プラハですよね私も大昔行きましたよー。」と返したりで、「試し読みコーナーで読んで見て、また来ますね。」と言って来なかった(つまり、読んだけれども、買う価値がないと判断された=もちろん、人それぞれだが)。
その人は、ぼくが配布ちらしを切らして、椅子に座ってぼーっとしていたのを見て、「さすが、カフカ好きな人は、他の売ろう売ろうとしている人とは違う。」とまで言っていたのだが・・・。
さて、次の文学売フリマに、私は、3回目として出るだろうか?

