『文学フリマ』、やってみた
5月11日、日曜、母の日、息子一家(莉生ちゃん含む)が母の日で家に来るのも不義理して、一人東京ビッグサイトへ向かいました、リュックに本を詰めて、それなりに重い。
ビッグサイトは大きい。真っすぐの道の、その右手にあるのが今回の「南1・2と南3・4の2つのフロア。
広ーい、前に来たことあるが随分前だ。
取りあえず圧倒された。これが1フロア分である。大体、1600店舗ある、全体2フロアで、約3200のミニショップがぎっしり。
これを約1万人くらいのお客が巡り本を見つけて買う、と言う事だ。
ぼくもお客として回って見たが、通路を歩くだけでも船酔いになりそう、とてもどこかのショップから本を物色しようなんて不可能な気がした。
ただただ、首を振りながら見回しながら歩く、・・・。
(左の人はお隣さんの人)
お店としては、とにかく、全く見知らぬ人にひっかかってもらわねば、ならぬ。一応の戦略は、『カフカ』をひっかけにして、カフカに興味ある人を見つけ出し、並べてある本へ向かっていただく、と言うわけだ。
そうして、12時開場から約2時間たって、ぼくは確信した。
「絶対に、一冊だって、売れない。」
皆はただ通り過ぎ、数少ない人が一瞥して去り、・・ただただ、前を通り過ぎる人を眺めていた。ぼくのショップは単に3000軒あるショップの一つなのだ。
ぼくの右隣の中年男性も売れているようには見えない、左ブース(ちょっとしか写真い写っていないが)の人は、ずっとチラシを手渡し、客を止め、ちょこちょこ、売れていうように見える。
(つづく)