映画『インディア・ソング』をユーロ・スペースで見る|65歳からアートを造る(今76歳)

最近映画を見ていない事に気づいて、面倒だけれど昨夜上映映画をチェックした。澁谷のユーロスペースで第4回映画批評月間~フランス映画の現在をめぐって、などと言う表題で、マルグリッド・デュラスの『インディア・ソング』をやっていて、今日が最終日だと知って、Webで予約した。
マルグリッド・デュラスはなぜか理由は忘れたが、若いころから、ある程度読んだ小説家で、映画も作っているとは知っていたが、初めて(いや、愛人は見たかも)、ここで彼女の映画を見る事となった。
Wikiで見たところ、1975年の作品で、カンヌ映画祭に出品されたが余りの前衛で賛否が分かれたが、参加していた寺山修司が評価して熱狂的支持者を得た、とあった。それほどの前衛的な作品である。

受け入れられない人は多いに違いない、しかしぼくはすごいと感動した。自分的見方としては、ストーリーは追わない、ただ、出力される、映像と言葉に流されてしまって、そのまま感じることができれば、素晴らしい映画だと感じた。
さすがデュラスである。
改めてデュラスを見ると、二十四時間の情事、かくも長き不在、雨のしのび逢い、脚本などを書いている、二十四時間の情事や、かくも長き不在、雨のしのび逢いは私のベスト15(50に修正します)に入っている映画だ。すごいなぁー。
デュラスの他の映画も見てみたい。

 

 

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