また、青春18で北関東へ行ってみる・・・(4) 「N」
富士重工の工場に沿って歩いてゆくと、あった。ちょっと船のような丸窓がある。
何を書いているかよくわからない看板。
アルミドアに丸窓。
潜水艦風。
入るとお客はいない、マスターが一人、奥のカウンターに座る。
コーヒーかビールを頼む(覚えていない)。
「マスターにジャズの話をしてはいけない。」と言うのはどこかのブログに書いてあり、特にジャズの話をするつもりもないので、そのまま聴いている。
ボリュームは小さくもなく、大きくも無く、だが、ジャズにはちょっと小さい、かな。
何か蛇の生殺し的な大きさで、ちょっと落ち着かない。
何がきっかけか忘れたが、確かマスターが話しかけてきて、「 何できたのか」→ 電車で、「どこから来たのか」→ 東京方面、と進み、駅から歩いてきたことに、「都会の人は良く歩く」と感心され・・・。
菅球アンプがたった3.9W(良く覚えていない)でこのスピーカー(アルティック7?)がここまで鳴っているのです、との説明を受けた。つまり能率が良いのです。(その辺まではわかる)
「でも、このボリュームはちょっと小さくて、蛇の生殺しのように中途半端で、気持ちがちょっと悪い」と言うと、ボリュームを少し上げてくれて、ちょうど良くなり、「でも、こうすると音がきつくなって(?)気になるのです」と明らかに嫌がっていました。
つまり、マスターはオーディオが基本なのですね。だから、「ジャズについては話してはいけない。」ということになるようです。
定年退職前に会社を辞めて、この店を開き、たしかバブル崩壊の頃、・・・決して楽ではないが、何とか持ちこたえ、たぶんこれからも大丈夫とのようすです。
やさしそうな、穏やかなマスターです。
そこに、かなり年配の女性が2人来た、気安い口をききながら、あんみつか何かをたのんで食べて、帰って行った。
「誰ですか?」
「母と姉です。時々心配して来るのです。」
心穏やかになるジャズ喫茶です。
ゆったりと気に入ったオーディオに耳を傾け、店を支える常連もちゃんといるらしいし、更にはお母さんとお姉さんも、気にしてくれている、なかなか幸せなマスターとお店です。
オーディオ・ファンなら特に歓迎してもらえるかも。
Jazz&Coffee N
太田市東本町1-2 (駅から徒歩8分くらい)
1400-2300
休み:月火 (やっと週休2日にする余裕ができた、との事)
0276-25-7579
(訪問日:2012年3月22日木曜)
はじめてコメントさせていただきます。いまむさぼるようにこれまでの記事読まさせていただいています。ページオーナー様へのメッセージ(メール)をどこからさせていただければいいのかわかりませんでしたのでコメント欄に書きました。このブログを訪問したのは津山の邪美館さんの検索からでした。このあいだ遠路行ったのに閉まってて残念。
邪美館、残念でしたね、臨時休業だったのでしょうか。邪美館も貴重なお客さんを受けられなくて残念でした。
できれば、また行ってやって下さい。
これは個人メールのつもりで書いています。コメントとしての承認は不要でございます。ジャズ喫茶というものに少しばかり拘りがあり、ことしの1月から月イチなのですが、ジャズ喫茶(のようなもの)を兵庫県加古川市にて営業しています。もし万一、関西へ来られるようなことがあり、かつまたこちらの開店日と合致するようであれば、ぜひともお立ち寄りいただければ幸甚です。コメント欄のe-mail のアドレス書かせていただきました。またご連絡いただければと思います。店のチラシを画像にしたものを http://t-jazz.com/cafe/flyer.jpg にアップしております。よろしくお願いいたします。