『伝説の京都ビッグビートを巡る散歩』 ⑧ 開店の頃を発掘
そうして、古い順に64年、65年、66年の1-4月へとチェックして行った。
64年:
5月号にファンキーの広告あり、この辺りで開店した感じですが・・。
9月号には京都シャンクレールの広告あり、「マイルスが来店」と誇らしく広告している。 (すごい事だよね!)
65年:
4月増刊号に「ジャズ喫茶のガイド」があるが、京都では、シャンクレールのみ紹介している。
7月号:同じくシャンクレールがスピーカーとして「アルテック」を設置した、と通告している
9月号:ここで初めて「有名ジャズ喫茶ご自慢LPガイド」に「BigBeat」の名前が出てきました。しかも、「ビッグビート(大阪)」と間違っています。<スイングジャーナルへの初登場>
このようなページがあって、ジャズ喫茶が自慢のLPを紹介しています。
右上に、我が明大前マイルスが出ています。
<写真はこのページの紹介でビッグビートは出てきていません>
10月号はこの国会図書館では欠品ですが、ご紹介したように、半ページの大広告をビッグビートが出しています。<スイングジャーナルへの最初の広告>奇しくもこの号を明大前マイルスで見て、BigBeatを発見したのです=不思議な一致です=この号だけ抜け出て私に教えてくれたのかもしれない、という馬鹿げた空想
11月号では、同じく半ページの広告と、この「有名ジャズ喫茶ご自慢LPガイド」に登場し、今度はちゃんとビッグビート(京都)となっています、ご自慢は、ダラー・ブランドとオスカー・ピーターソンなどが出てきていますね。
ここで初めて、まともな形でこのページに初出演、と言うわけです。
これで1965年は終わり、次は1966年1月号ー4月号までです。
<つづく>
マッコールズって 京都のどこにあったのでしょう? 詳しく。今その辺にすんでいます。
1980年のジャズ日本列島によれば、マッコールズは 〒606 左京区浄土寺下南田町137-1 電話075-751-0064 となっていますね。