松本のジャズ喫茶へ(2) Cafe 884 (はやし)
気を取り直して、松本市内へ向かいました。松本着 9:50 という、まだ、朝早い松本をゆっくり歩き始めました。行き先は、Cafe 884 (”はやし”と読むようです)、10時半開店なので、着くころには完全に開いているはずです。 歩くとちょっと遠い。が、大したことはない、松本駅からまっすぐ「あがたの森公園」へ行き、その近くです。近づいて行くとちょっとわかりにくかったがちゃんとあった。 これはあがたの森公園の入り口にある、旧制高等学校の記念館、なかなか趣がある。 このような美しい建物を作っていたのですね。
Cafe884、写真撮るのを忘れて、ネットから入手。 一見、個人宅のようですが、お店をやっています。
なかなかわからなくて困っていたのですが、うろうろしている内に発見。 普通の住宅の感じなのです。 多分11時過ぎ、お店に入りました。 明るいCafeです。まだ誰もいません。食事を供するようなので、これからランチにお客もありそう。 何となく、住宅街の、ちょっとスノブな、近所の奥さん方が来るような感じです。 どうもライブ主体のお店らしい。 まだ、誰もいない、何か読んでいたマスターが来て、ビールを注文して、マスターが読んでいた分厚いCDジャケットをテーブルに置きながら、ご存知ですか?と聞く。 表面には黒地に大きく「Blow Up 2」とある(最初の30年前のBlowUpはもちろん好きだ)。 。
「鈴木さんのですか?」 「そうです、xxxさんの・・・」と愛称が出てくる、多分鈴木勲と親交があるのだろう。 このスペースには2ndスピーカーがあり、その奥の部屋がジャズのメインスペースでとのこと、ここではジャズ客と、一般客を左右ではなく、手前と奥で分けている。 「昔のがいいですか?最近のにしますか?」と聞かれ「新しいものを」と答える。 誰もいないので(後で一人の常連らしき人がカウンターに来た)、かなりのボリュームで鳴らしてくれていたが、そこにランチ目当ての近所の奥さん達が来た。 その音量に、「あら、いいのかしら・・?」などと、ちょっと戸惑っている。 私は、柔らかく、マスターに、奥の部屋にと導入され、仕切りを張り、ジャズルーム独占になったのでした。 これが奥のジャズルーム、ライブ用の楽器が並ぶ。
印象に残ったのは2人の女性サックス。 纐纈歩美(こうけつ、と読む、昔「纐纈城のxxx」と言う幻想時代小説を読んだことがある、纐纈は染物関係で、血で染め布地が・・・というような物語だった)、寺久保エレナ。纐纈の名前は聞いたことがある。 纐纈は私には面白みが感じられない、が、寺久保は面白い・・・うーん、頑張っている。 約、多分2時間ほど居て、出ました。 Cafe 884 (はやし) 松本市里山辺西小松4239 1030-2100 0263-35-0407 休み 日祝 (訪問 2011年4月7日木曜)