今日はカミさんと、岡本太郎現代芸術賞展へ、素晴らしい作品がひしめく|65歳からアートをつくる
今日はようやくだが、カミさんと、岡本太郎現代芸術賞展へ行った。そろそろ終わりに近づくので(15日まで)行っておかなくては、と。しかし、素晴らしい、ショックを与える作品が多かった。5-6年前、つまり、アートを作り始めたころ、このタロー展に行ったが、大賞が黒い鉄で作ったような茶室で、どうしてこれがタローなのだ、ととても疑問に思った。しかも評で、この石はイタリアの何とかと言う所から持ってきたもの、など骨董市か?、全くひどいものとの印象を持ったが、ようやくタローらしく、先端近くを走っている感じがする。
今回も3分の1くらいは私には全く刺さらなかったが残りの3分の2は、皆刺激的で、先端或いは先端近くの印象で、冒険に満ちて、少ないながら私が見た内では、横浜トリエンナーレなども軽く凌駕している素晴らしさだと感じる。
一番気に入ったのは、冨安嬢の in-between 外からは扉一つあり、そっと中に入ると、百歩間違うとお化け屋敷だが、確かにいままでなかったアート的感覚をゆすぶられる事象を得る、人気投票でも1位であった。
荒川嬢の、毛と肉、も人毛など使い、気持ち悪く、余りにもユニーク、誰も恐れてはいない。
木暮嬢の、くらげちゃん、も700個の小さなクラゲが1匹1匹ユニークに作られ、
与那嶺氏の作品も、ポコラート並みの、細かく書かれた商店街的地図、
などなど、他にもたくさん、何かきれいにアートしてます、と言うレベルを超えて日常を攻撃してくる。
ただ、何か、非常に努力して、こつこつやりました、すごいでしょ、と言うような作品が多く、別に、1時間で作りました、と言うような作品が1点くらいあっても良いと思うのだが。
15日までですよ、行った方が良いと思います。