社会学をかじり始めて「タンザニアのマチンガ」|65歳からアートを造る(今は76歳)
前の話で、「断片的なものの社会学」「東京の生活史」を読み始め、「断片的な・・・」は読み終わり、「東京の・・・」は150人の人生がインタビューされているのだが、未だ5-6人しか読み終わってない(全て読んでて面白いが)。
更に、著者の岸政彦氏が取り上げている女子大学院生小川さやか氏が出版している「都市を生きぬくための狡知:タンザニアの零細商人マチンガの民族誌」を図書館から借りて読み始めている(川崎市図書館にも稲城市図書館にもなく、狛江市図書館にあった)。
つまり、さやか氏は研究のため、実際にタンザニアでマチンガ(大雑把に言って、ごったがえす下町の古着などを扱う露店商人)になって、直に、その混濁極まりなく見える商取引の中に女一人で入り込み、実態をつかみ、研究しているのである。
本は、論文調なので、大活躍物語的な感じが全くないので、ちょっと読みづらいが、それなりにおもしろい、今のところ。
取りあえず、東京の残り145人ほどの人生とタンザニアの物語を合間合間に読み進む、調子です。