社会学、って?『東京の生活史』 |65歳からアートを造る(今は76歳)
何のきっかけか忘れたのですが、おもしろそう、と思って『東京の生活史』を図書館で借りました。1-2か月は待っていたと思います。
つまり、これは、社会学として、個人個人の歴史をインタビュー式に聞き取り、本になったもののようです。大変に分厚い(こんな厚いとは思いもしなかった)。
社会学、と聞いたことはありましたが、何をする学か興味もわかず、ここに至って、初めて認識しました。何人も登場し、数人分しか読んでいませんが、おもしろく、期間が来たので返却しました。
実は、個人的には、このような名も知れない人の一生は残す意義がある、とか、どんな善人も悪人も、金持ちも貧乏人も、平凡人も異端人も、誰でも人生は結局全く同じ価値なのだ、とか、思っていたからか、非常にスムーズに入って行けました。
その関係だったかどうか忘れましたが、最近借りた本『断片的なものの社会学』もおもしろく読んでいる最中ですが、ふと気づいたのは、同じ作者「岸政彦」です。
(表紙のデザイン、写真が、秀逸)
まだ社会学が何を目指しているのか、などまるで分かっていませんが、久しぶりに、ずぼっと迷い込みそうな予感がします。
『東京の生活史』は手元に持ちたくて、昨夜、ヤフオクで落札しました。