シングルモルト、村上春樹、ジャズ
ふと眼に止まった村上春樹の本、『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』を借りた。スコットランド、アイルランドへの旅で、シングルモルトを楽しんでいる。

その中で、例えば、ラフロイグの10年物は、『ジョニー・グリフィンの入ったセロニアス・モンクのカルテット』、15年物は、『ジョン・コルトレーンの入ったセロニアス・モンクのカルテット』に近い、などと言う。
ラフロイグは飲んだ事はあると思うけど、10年もの?15年もの?
モンクはそれなりに聴いているけど(とまでは言えないが)、ジョニー・グリフィンとのものは多分聞いたことはないだろう。
また、パブで隣で一人悠々と飲んでいるおじいさんの様子を、『コードを刻むバド・パウエルの左手のリズムが時々、特に晩年に遅れ気味になるのは意識的なのか・・・』などと考えている、のだろうか?などと言ってみたり。
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昔はそれなりに(それなりです)、シングルモルトだとか言いながら飲んでいたけど、最近は日本酒だけ。久しぶりにウィスキーが飲みたくなった。
登戸近くの量り売りやってる店の、シングルモルト、『アラン10年』を90cc買った。
随分前に、お店で試飲をしていたので、数種飲んでみて、おいしかった記憶がある。その時1本買おうかなぁとも思ったのですが、いろいろ家庭内で言い訳しなくてはいけないので止めた経緯がある。すべて、春樹君が悪いのです。
