そして、大(ダイ)が優勝、マンガ『Blue Giant』

本日のビッグコミック、Blue Giantでは、まずは、審査員たちの審査風景。
話題は、大(ダイ)のロングトーンの衝撃(私はうかつにも、或いは能力不足で前の演奏シーンでダイが2分以上の強いロングトーン「同じ1音をずーっと息継ぎなしに吹き続ける」をやっているって気が付かなかった=カミさんは気付いていた‥!!)。

その死に物狂いの2分以上のロングトーンが観客にも審査員にも格別の衝撃を与えていた。
審査の中で、審査委員長が異なる視点からの判断を提案する、
『もし3人のうち1人に、ジャズの未来を託すならば、誰か?』

そして、全体の組み立てでもなく、完璧なソロでもなく、その音自体、で判断されたのだ、
ジャズの未来を託する。
それなのだ、ぼくが最も気になっている事は、時代の流れのポピュラリティの強調だとか、コーラスグループの追加だとか、・・ではなく、マイルスも、コルトレーンも超える、ジャズの本質の未来世代は何か?だ、また、それには、ジャズの根本の音、サックスとトランペットをどうするか、だと思う。『ジャズの未来を託すサックスとトランペットはどのようでありうるのか?』
ではないのか?

その後も、ダイはカッコ良い。
バンドのピアニストに優勝を電話した場面。

『これからバスで帰るわ。』
行きに金がなく借金をして、金のないものが使うバスで行った、そして、帰りも、バス、と言うので、ピアニストは負けたと思ったのだが、『勝ったぞ。』と言う。
ダイは勝って、50万ドル(だったか?)手に入れても、やはりバスで帰る(普通は飛行機で移動する)、と言う。カッコ良い、勝って兜の緒を締めよ、だ。

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