映画「第三世代」ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督を見る=最悪 |65歳からアートを造る(今75歳)

国内最終上映、とある「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督」の「第三世代」を下高井戸シネマに見に行く。
全く知らなかったが、おもしろそう、と。
これが面白かったら翌日の「13回の新月のある年に」も見ようと思っていた。

このショット、何となく魅力的でしょう?!

『 1979年/西ドイツ/109分/スタンダード/DCP
製作・監督・脚本・撮影:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
物質的欲望の充足、無限の絶望の終焉。

意志と表象としての世界―。彼らも、我々も、もはや何も理解できない。理解しようとはしない。暴力で構成された社会に曝され、支配され、共感し、欲望し、絶望する。現実への無関心。怒りと悲しみとおかしみが横溢するこの世界は、とっくに壊れている。革命への理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追い求める「第三世代」のテロリストたち。彼らは企業と警察に利用され、その煽動にのって誘拐事件を起こす―。言葉と音の叛乱。ファスビンダーが放つ、最も難解で自由な作品。
と言う訳です。
大体、いわゆる映画の常道から外れた映画は、どっちかと言えば、私の好みで、大体のそんな映画には耐性があると自負しているのですが、これはイヤだ。
途中から、早く終わらないかなぁー、などと思い始める始末でした。
私は、何のおもしろ味も感じない、残念ながら。
なので、「13回の新月のある年に」を見に行くのは中止しました、こっちの方が、ぼくには合っていたかも、ですが。

 

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