(続き)「銀座エルメスの美術館」と「西新井のジャズ喫茶Altec」へ|65歳からアートを造る(今77歳)

銀座エルメスを終わって、一旦お茶の水の湯島図書館で、来ていた本をピックアップ、それから、千代田線湯島駅から、西新井駅に向かう(実は先週水曜日、休みの日とわかっているのに勘違いして無駄骨を折っている=この日は念のため事前に電話もした)。駅から歩いて9分。

「ジャズ喫茶 Altec」がある。そして、Altecと名付けたのだから、スピーカーA7がある。

元々劇場用なのでスタイルは無骨だ。ぼくの知る範囲では、ジャズ喫茶は一般的にJBL系を使用し、Altecを使うのは多くはない。名前は忘れたが昔のジャズ喫茶でも2,3のジャズ喫茶しか思いつかない。
写真が暗いので、形が分かるように他から持ってくると。

大体、こんな形をしています。
かなりのお年寄りのマスターがおられ、リクエスト用にレコードが整理されたリストを提示され、「リクエストはありますか?」と。
他には客はいないようですが、隅っこにマスターのお友達らしい方が、何か一生懸命、書類・データを整理しておられるようでした。
キッチリしたリストです。コルトレーンでもお願いするのが筋の気もしましたが、不図、アルバートアイラーが目に留まり、A7ではどのような音になるのか?と「ラストレコーディングVol.1」をリクエストしてしまいました、まあ、他にお客もいなかったので、これ幸いと。
そして、次に、またも外して、マイルスの「ダーク・メイガス」をオーダー、しかし最後は、王道の、ニーナシモン「リトルガール・ブルー」(本当は、「ファースト・アルバム」と言う名でしたが、いつの間にか、変わっていました=私が持っているのは「ファースト・アルバム」です)。
ちょっとわがまましたので、2本目のビールもオーダーしました。
機器を揃え、充実したレコードコレクションを持ち、経験豊かなマスターが直接コントロールする、落ち着いた、本格的ジャズ喫茶です。
A7の音は、かけたレコードが少々道を外していたので、今後へ保留します。ご自分の耳でどうぞ。

(訪問日 2023年6月27日)
ジャズ喫茶 ALTEC
東京都足立区西新井栄町3丁目10
03-3840-4832
1300-1900 休日 水曜日

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