2015年3月、日本アンデパンダン展に出品しました。
やっと「日本アンデパンダン展」の展示が完了しました。
3月14、15日に2回に分けて愛車、パジェロ・イオで搬入し、3月17日(月曜)が展示作業の日、午前9時半前に国立新美術館の西門に並び、10時ころから作業開始、午後4時ころに展示作業終了。疲れたー。
題名は、
ハルキゲニア、生活の悩み。
五億年前の海で、ハルキゲニアは悩んでいる。「左列の真ん中の足が、何かおかしい。」
3mx3mの垂れ幕と全長約3mのハルキゲニアの組み合わせです。
ハルキゲニアは約5億年前の生命の爆発的多様性が表れたカンブリア紀に出現した生命体で、「ハルキ」とは「幻覚的な」などの意があります。化石発見当時、上のとげと下の足がよく分別できず、上下逆さで発表されました。
3mx3mでかなり大きいと思っていたが、この広い場所だとあまりそれを感じない。
真ん中に張り付けてある青っぽい布は数か月前ラオスに旅行した時にお土産屋で買ったものです(きれいな青と多くの生物が同じ木にいる様子が気に入りました)。
全長3mのハルキゲニア、基本はダンボールです。制作は、頭、中、お尻の三分割で行い、現場で組み立てました。マンションの私の狭い一室ではとても全体を制作できず、なんとか各1mレベルで制作しました。
上のとげと下の足は、それぞれ磁石でつなげ、取り扱いを簡易にしている。
本来のレイアウトは、「垂れ幕が暖簾のようにハルキゲニアの前に吊るされ、布の割れ目から入って行って、ハルキゲニアに対面する」計画でしたが、吊るす装置の制約で、後ろ幕となってしまいました。