アーツ千代田3331ポコラートVol.2で受賞した作家の展示会がありました。
受賞して初めての制作で実力が問われるものです。何かしら、一気に4点を制作して展示しました。今から思うと大変な勢いです。
椿昇賞受賞作:頂上の街 頂上の街では列車は左回りに疾走し、円形の大地は同速度で右回りに回転し、それを外から見る者には、列車は止まって見える。世界は、いつも、少しづつ、ずれ続けているけれど。
頂上の街の生活:樹上団地 樹上団地に平和な生活が続いている。団地の天頂の時計はだんだん遅くなり、今や、天頂付近が地上より何年遅れているのか不明になっている。中間に作られた樹上中学ではすでに混乱が現れている。
頂上の街の生活:七曲り交差点 ここでは七つの宇宙世界が交わる。時折、漏れ出してくるけれど、有意的に他の世界へ入ることはできない。ただ、情報と気配と風と重力はどこにでも流れて行く。
「ぼくの星のひまわり」 彼女に再び会うとは思わなかった。皆が散り散りになった遠い昔、あの時、ぼくは「固いもの」になることを選び、彼女は「豊満な花の種」になることを選んだ。今、互いに発せられる言葉は無い。幸運なことに、どちらも生きている・・・・生きている気配がする。
カフカ:超序章 カフカは誰とでも闘う。
本日は、アメーバ vs カフカ
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