がらん 浅草 親父の声の方が大きい
空振りに終わった下北近辺だったので、欲求不満がぶすぶすと残っていた。
久しぶりに秋葉に行こうと思って、出かけたのだが、ふと以前浅草のジャズ喫茶「がらん」に行き逃したのを思い出し、足を伸ばして(地下鉄で3駅)浅草に行きました。
駅周辺がやたら混んでいるのでどうしたのかと思ったら、花火大会だった。それとは関係なく、開店の15時頃、店内に入る、誰もいない、大きなボリュームで、無茶苦茶懐かしの「クールストラッティン」がかかっている。
狭い空間、12畳くらいかな?にバリバリのJBLのスピーカーが鎮座し、大音量で鳴っている。
これだよーー!と、わくわくして一人カウンターに座る。超有名LPがかかる、まあ懐かしいのでOK。
3枚くらい聴いたところで、常連らしい一人が入ってきて、カウンターの端に座る、と、とたんに店主と常連は大声で話し始めた。
とにかく、スピーカーの音量が大きいので、聞こえる会話をするためにはそれを上回る音量で会話するしかない。
二人は親しいのか、話が止まらない、日常の会話が大音量で、スピーカーの大音量を上回り、ジャズなんか聴いている雰囲気でない。このオヤジ、自分の店をぶち壊し。
しかも、その会話は延々と終わらないのだ、で、引き上げました。
とんでもないオヤジの奇襲攻撃に参ってしまいました。ジャズ批評の日本列島ジャズの店でこのオヤジが言っているのが「普通の会話くらいはOKです」だが、確かに間違っていない、客でなく店主が普通の会話をするのだが、普通の会話とはあの大音量のスピーカーの音を上回る音量での会話なのですね、でないと、会話できないし。
二度とここには来ないでしょうね。
で、頭来たので、そのまま地下鉄に乗り、渋谷に一直線、いつも安心できる「JBS」で口直しをしてしまいました。