BankArt 「心ある機械たち again」のオープニングへ |65歳からアートをつくる
私が65歳のころ、このアート制作世界へ入って行った、張本人の「牛島達治」先生主導(?)の「心ある機械たち again」のオープニングパーティへ出かけた。長い間、今もそうだけど、のどからの咳が止まらず困っていたが、この日は、アキバから夕方の横浜BankArtへ向かった。
まずは、牛島先生のご挨拶。
ヨゼフ・ボイス並みの釣り師ジャケットを着ている。
とにかく、私が65歳の時、BankArt School で面白そうな講座牛島達治氏の「靴箱から広がる宇宙–宇宙はメカニズムで充ちる。かな? 」に強く惹かれて、65歳の素人などお呼びではないと知りながら、恥を忍んで、エイヤッと飛び込んだのがきっかけで、それから8年目になっています。
先生の出品は2つ、昔(1970年代頃?)の作品を引っ張り出してきたそうです、主催者からボリュームのあるものをとの要請を受けて、です。つまり、全体のスペースを空虚にはできない、のでしょう。
個人的には最新作を見てみたかったのですが、正直言って、他の作品より枠を飛び出していますね。この無意味さ(私が感じている)がたまらないですね。
長いレールの上を嬌声を挙げながら疾走する電車、横に映像があり、下の電車が映す映像をキャッチして走っている。
上の貨物電車に砂を入れてやると壁を離れて動きレールの先端で、下で回っているどこかの街を砂で埋め尽くすらしい、私にはまったく意味を感じ取れないが、そこが素晴らしい、無用の機械装置、他のは、確固たる目的とか、行動の論理があるのだー。
これは別の意味で意味を汲めない。
自動で上にパチンコ玉を込めて、放出する、それで2段3弾と跳ねるその音で音楽を作っている。
昔のあの牛島ゼミでの同級生の女性にも出会い、牛島先生へ、今作っている私の作品への助言のお礼も言えた。