千葉県稲毛 Jazz Spot Candyへ ついに行く・・・・何というスピーカー!!

(ジャズ喫茶巡りで、他はちょっと後回しで、稲毛Candyを報告します)
気になっていた稲毛Candyにようやく行った。
青春18の5回分の最後の1回で、銀座松屋のバーゲンに行き、御茶ノ水でCDを返し・借り、秋葉を散歩し、その足で佐倉の川村記念美術館でバーネット・ニューマン(おもしろいのか、おもしろくないのか、分からない)、と美術館所有のレンブラントとシャガールとキスリングなどを見て、大体午後5時前に稲毛Candy、ちょっとわかりにくかった、に到着。

駅近くだが住宅街の中、何かしらちょっと迷った。

何となくかなり広いお店だろうと思っていたが、意外に狭い、グランドピアノがあるせいかも。
入ってすぐ左に、これがそうか、と言う、JBLエべレストが並び、強烈な、最近ジャズ喫茶ではめったにかからない様な前衛ジャズ(フリージャズ)が、鳴っている。スピーカーの真正面にある二つの丸テーブルの一つに陣取る、お客はカウンターに一人いるだけ。
なるほど、これがエべレストか・・・と、しばし感嘆する!!
前衛ジャズによくある巨大な音の塊が、見事に仕分けられ、それぞれの音がきちんと独立しながら、全体の音楽を作っている、うるさい感じなど微塵も無い。「これはヤバイ。」
そして、帰らなければ、と思いながら、延々約3時間、帰ることが出来ず、雑誌の一冊も読まず、ただ、このエベレストをずーっと聴き続けたのでした。全てのジャズが私の前で新しく蘇えるようでした(LPにはこんだけ入っているのか!とも)。
スピーカーの近くで聴く、と言うのもプラスしているのでしょう、しかし、この音はちょっと放っておくわけには行かない。音のリアルさ、音のスピードがものすごい。
かかったLPは以下の通りです。
最初のフリージャズ:不明(ピアノの上にジャケットがあるの事に気がつかなかった)
Dollar Brand, the Journey alice tully hall saturday sept.17
Rene thomas quintet  guiter groove
Billy Bang at Candy. Sept. 11
Keath Jarett. Still life
John Coltrane, Afro Blue Impressions
Mingus. Antibes
Beyond Missouri Sky,  Charlie Heiden, Pat messeney
Yamashita yosuke. Newport 1979 Hot menu
George Russell.  NewYork
ビール小瓶2本(1300+2本目800=2100円)、ちょっと高いがエベレスト代なら安い。
でも、南武線中野島から1時間半で往復3時間+お店滞在3時間=6時間。
往復JR代2100円+(アルコールなら最低2本は飲むので)2100円=4100円。
気軽にふいっと行けないだろうなぁ。
ちょっと気をつけたいのは、ライブがある時は、1500-1730まで営業あるようですが、中の黒板には、「9月はライブの日はその前の営業なし」と書いてあったりします。
外に出ると、あの音量の音は2重ドアのおかげで全く外に漏れていない。
(2010年9月7日訪問)
Jazz Spot Candy
千葉県稲毛市稲毛東3-10-12 (稲毛駅から西口3分)
043-246-7726
1500-2300
休:日、祝

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