11日目(1)バマコの鉄道駅:今日が最後のアフリカ|ドゴン族の村へ、自然と文化のダブル世界遺産にアートを求めて
そして、今日はマリ最後の日で、本日夜パリへ向けてアフリカを離れます。また、夜にはアダマが迎えに来て、空港まで送ってくれる事になっています。
今日は最後のバマコを楽しむために、繁華街をぶらぶらし、鉄道駅を見に行ったりしました。
しばらくいなかっただけで、何となく街並みが懐かしい。
パリダカで有名なダカールとこのマリのバマコの間を週1-2本の国際線が走っている。
何かのブログで、マリでマラリアにかかり、日本大使館がないので、とにかくたまたまあった国際線で半死半生でダカールまで到着し、生き残った話を読んだ事があります。
その鉄道駅、趣があります。アフリカ唯一?の国際線かも知れません。時間は1日半から2日だそうです。本当は、ゆっくりこの鉄道にのってダカールまで行きたいところです。(ダカールには仕事で行った事があります。)
立派な国際列車駅、と言える、か?
すり減った石畳風・・何か、良いですねぇ。
ホテル、ブッフェも列車が走る時には生きている、のか?
駅の構内は人があまりいない。写真を撮っていると、奥のほうから、「写真を撮ってはだめだ」との声が聞こえる、面倒なので逃げる。
ああ、鉄道に乗って、2日間ほどの、ダカールまでの(多分)むちゃくちゃな旅行をしたい、と切に願った、が今さら無理だ。
ふらふらとバマコの最後の散歩をし、ホテルでビールを飲み、小さな庭を楽しむ。
先日入ってきた2-3人の日本人の若者に、夕方、「夕食でも一緒に食べませんか?」と聞かれ、バタバタしていたりして、断る(断らなければ良かったかなぁ・・・?なんだかめんどくさくて・・・)。いいなぁ、あんな若い時にマリなどに来れて、と、うらやむ。何してんだろうなぁ、と想像する、アフリカとか、辺境が慣れた感じの若者たち。
そして、きちんと時間通りにアダマが来て、空港へ、暗い空港の中、アダマと別れ、さらばマリ、である。
このショットは、ドゴンに行きがけのバスの停車所でアダマに撮ってもらったもの。
そんな昔ではないのに、今日本にいる自分を見ると、ずいぶん若々しい感じがする、(ちょっと若すぎる映りですが・・)。でも、元気で、楽しそう。
後に見えるバスがチンタラなバスのソマトラ。
そして、翌日早朝、まだ暗いパリの空港に到着、マリ、ドゴンの旅行は終わりました。
天気は良くない、パリ・シャルルドゴール空港、文明国に帰って来てしまった。
あーあ、終わってしまった・・・・・。もっと長くいれば良かったのかなぁ・・・でも、やはり疲れ気味だし、こんなところかも。
これから、パリで2-3日、美術館巡り三昧をして、日本に帰る予定です。
アフリカ、終わり。