Magnetic Scrolls マグネティック・スクロールズ (2)|65歳から電子ゲームを振り返る
続きです。
MagneticScrollsは多くのゲームを残したわけではありません、7つくらいです。
初期にはその名の通り、画面がするすると上がって、降りてきたのですが、後半は、ウィンドウが画面に出てきてアドベンチャーゲームの進行にリアルな状況把握など、魅力的です。
そのストーリーのおもしろさと、アドベンチャーを魅力的にするウインドウシステムが大きな特徴です。
これは初期のロールタイプ、ThePawn です。
なかなか恐ろしげなイントロです。1985年のリリースです。
タイプでNと北を指定すると、するすると画面が変わり(これがScrollです)、先の山の方へ向かう。
更に北に行くと大きな石が道を塞ぐ、この石は登って超えるのだ。
この後なかなか変化に富んだストーリーが展開してゆく。
1990年リリースのワンダーランド。
そして以下が、その後出てきた独自の(多分独自!)ウインドウ・スタイルである。当時、ウインドウで遊べるゲームは無かったと思う。
(Windows3.1は1996年である)
ものすごく新鮮で、そのウインドウがフラフィックと、コンパスと、持ち物などかわいいグラフィックが秀逸である。
メインのテキスト窓があり、グラフィック、マップ、コンパス、持ち物、周囲の物体の窓が開いている。
持ち物窓である、まだスタートなので少ない。絵がかわゆい。
周囲にあるもの窓である、梨の木など・・・。
これから長い、変化に富んだ物語が進行する(実は、まだ最後まで行っていない)
(また、いつか、続く)