八王子 はり猫 : 名前の軟弱さで誤解してはいけない

妻有の帰りがけ早く大宮に着いたので、この際気になっていた八王子のはり猫へ行こうと不図思った。
武蔵野線から中央線へ、初めて八王子に降りる。
駅から遠くない、ちゃんとありました。

ありました。
長年気にしていたジャズ喫茶。

本当に失礼ながら、はり猫と言うイメージから、明るく、ちょっと大きな音でジャズを流していて、みんなが話をしたり、本を読んだりしている感覚で入ったが全く違った。
完全に本格ジャズ喫茶である、第一、数種類が山積みしてあるスピーカーに正対して2列ほどソファが並んでいるのである。
これはすごい。立派な音量でガンガン鳴ってくる音に感激である。
アルバムも考え抜かれている、と言うか、ちょっと軽めのアルバムがかかっていたが、私が入って行って、スピーカー正対のソファに座ると、さっさとアルバムが変えられた、チックコリア、Trilogy、知らない新しいアルバムだ、終わるとマイルスのコンプリート・ライブ・プラグドニッケル、・・いい音で鳴っている、逃げられないほどだ。
さらに、トイレに行って帰ってくる途中籠の中にマッチがあるのを見た、この時代、珍しい。
珍しいので、一個もらう、
小さなマッチで普通のマッチの半分ほどのかわゆさ。

超小型マッチ。
指がきたない。

名前でいいかげんな判断をしてはいけない、完全な本格ジャズ喫茶がきっちり残っている。
うれしい、家は南武線なので立川まで出て20分ほどで八王子だ、遠くはない。
はり猫
八王子市旭町8-2 宮崎ビル4F
0426(42)1716

1400-2100、定休日は日曜日、祭日
訪問2013年12月2日(月)

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