石岡瑛子展に行った、圧倒的な美力・・だよね、東京現代美術館 |65歳からアートを作る
東京現代美術館に、石岡瑛子展を見に行った。あの人ももはや80を越えているのだろう。
しかし、この、圧倒的な、正道、横綱相撲、と言うか、堂々たる王道をずーっと進み続けた迫力は、確かである。
もちろん、世には王道だけではなく、裏道も、曲がりくねった道も、隠れた道も、多くの異なる道があるが、王道をずっと進み続けるのも、かなりすごいものだ。
基本的にデザインで、何かの他の物のために制作されるものだが、美、であることは同じである。
毒気に当てられた、と言う感じですね。
会場ではカメラ撮影禁止で写真が不足です。
特に、映画での衣装、オペラでの衣装、・・・すざましい迫力である。
その後で見た、「透明な力たち」展が余りにも薄く見えるのは、ちょっと公平を欠くが、仕方ない事かもしれない。
いわゆる現代アートは何か信用できない感じが払しょくできない、ギミック、たとえ話、クイズ、小さな小さな思い込みだけ、何でもいいんだよ的な弱気、理屈が付けば何でもよい、などなどなど、このような王道を進み続ける人は必要である。