岩手県、一関市のジャズ喫茶: Basie ベイシー
ベイシー Basie
岩手県一関市地主町7-17
0191-23-7331
1970年5月23日開店
言わずと知れた、ベイシーです。東北に来て、ここを外すわけにも行きませんし、当然、一度は行っておかなくてはならない、事になっています。
岩手飯岡のNonkTonkへの道で迷って疲れて、岩手飯岡の駅に戻りながら、もう一度NonkTonkへチャレンジするか、そのまま電車で一関へ行くか、ベイシーへ電話し、「ベイシーです」の男の声と、バックで炸裂するジャズの音を聞いて、「やってますね、行きます」と言いながら、相手の返答も聞かず、電話を切って、次の電車で、一関を目指しました。
当然、ようやくベイシーの音が聞ける、と意気高揚していました。
駅に降りて、地主町(じぬしまち、と思っていたら、じしゅちょう、でした)を目指して、商店街を歩きながら、何か、多分新幹線が反対側のほうにできたせいか、一般的な地方の衰退のせいか、電柱のないきれいな商店街にかげりが見える。
今回は、姿を見ただけ。もっと粘れば良かったのか・・・・。でも病気だし・・・、と。
ようやく探り当てた、「ベイシー」・・・・しかし、無常にも、張り紙が張ってある、「本日休業」。
「さっきの、電話のバックのジャズは何なのか!」と叫びながら、電話をしてみる。
「本日は休みです」
「明日、明後日はどうなのですか」
「実は、これから入院するので、当分休みになります」
病気なら止むを得ない・・・・、とぼとぼと駅へ帰りながら、それよりも、ひょっとして入院が長引くとか、もっと大変な事が起きると、私はとうとうベイシーの音を聞くことができないかもしれない、と意気消沈しました。
ただ、後日入手した情報では、話が違う、ようなのである・・・・!!!!
マスターはJBLから招待されて数週間(?)渡米するから、だろう、と言うのである。
これが本当なら嘘をつかれたことになる。悪いと思ってなのかも知れないが、このまま復帰しなかったら永久に聴けない、などとファンに思わせるのはひどい、だろう。
本当か、単なる噂か、わからないけれど、ちょっと引っかかる。
今回、おまけ付きの空振りでした。(訪問 2007年9月6日)