東京、神田の新しいジャズ喫茶:Big Boy
久々に、東京に、しかも、神田神保町に、新しいジャズ喫茶ができたと知り、秋葉から下って、行って来ました。もう、2006年の年末にできたとの事で、うかつでした。
しかも、名前が「BigBoy」。この名前には、少々引っかかるのです。まだ、京都での学生時代にはなかったのですが、その後の独身時代、早く言えば30数年前、京都の三条川原町の交差点の近くの地下に、「BigBoy」というジャズ喫茶があったのです。かなり広いスペースでしたが、感じの良いところで、京都に行った時は必ず寄り、結構そこで飲んだくれていました。
ある時、それが別の店になっていたのを発見し、がっかりした事を覚えています。
そのBigBoyと関係あるかもしれないな、とは思いながら、神保町出口A7、さぼーるの直ぐ近くのコーナーにありました。明るい、しかし、この時代に、昼間から、このような陽の当たる場所で、どうどうたる音量で、ジャズが流れる奇跡に、感動してしまいました。
写真はA7出口から反対側からです。街角にあって、黄色いドアが目印です。右の上に見える小さな赤い看板はサボールです。真正面に見えるガラス窓が私が座った場所に当たります。
カウンターはちょっと混んでいましたので、スピーカーの中間点の延長の窓際の席で、ビールを注文。(中ビン1000円をオーダーしたつもりが、小瓶が来ました700円だったか・・)
帰りがけ、どの客にもマスターがわざわざドアまで出てきて、「ありがとうございました」とドアを開けながらお礼の言葉をかけていました。余り見かけない光景です。
ちょっと酒が入っていたのか、「すばらしいです。」と最大の賛辞を贈って、辞しました。
「もちろん、秋葉や御茶ノ水に来たら、必ず寄りますよ」と心に誓ったのでした。
BigBoy
東京都千代田区神田神保町1-11
03(3233)4343
(以下は自分で確認したわけではありません)
11:30-17:00
17:00-19:00 は休憩なのでご注意
19:00-23:00
bigboyの書き込みをたまたま見ました。わたしも,学生時代に京都のbigboyによく通ってコーヒーを飲みながら,マッキントッシュの音にあこがれていました。もうないことを知り,少し残念でした。あそこの音は心地よくかたくて,すかっとしていましたね。木ばりの壁のせいでしょうかね。今から,やく20数年前のことですが。
そうですね、今でも覚えているのは、夜遅く行って、ウィスキーをグラスで何倍も飲んでいたら、カウンターのスタッフがこれだけ飲むと、もうボトルを超えていますよ、ボトル頼んだ事にしますね、と親切に安い方へ振ってくれました。
私も学生時代から社会人になった頃、京都のBIGBOYは何度も行った懐かしい店です。店員さんの顔もはっきり覚えています。京都のジャズ喫茶の中では、最もモダンなすっきりした感じの店でした。昭和56年頃には姿を消していたと思います。
1973年頃京都の「BIG BOY」でアルバイトを
したことがあります。ちょうどジャズを聴き始めた頃で色々いい勉強させて頂きました。それ以来ジャズは聴きつづけており、現在ではLP、CDなどを併せて3000枚以上のアルバムを所蔵しています。「BIG BOY」との出会いがなければ
自分の人生は変わっていたかも知れません。
今でも懐かしく思い出します。