はからずも京都に行った: JazzCafe Murra む~ら 素晴らしい!

突然奈良の兄貴が危篤との電話で、12月7日早朝奈良に発った。
京都で新幹線から近鉄に乗り換え。
幸い、危篤状態から脱し、一安心、それでせっかく京都まで来たので、ちょっと寄ろうと1日余裕をつけてしまった。
百万遍の近く、京大正門前バス停近く、の安宿をネットで探して、12月7日夕刻チェックイン、その夜は、出町柳駅前の「ラッシュライフ」へ、翌日は12時半開店の、「JazzCafe Murra む~ら」へ。
まず、Murraむ~らから。
12月8日は朝早くから目が覚め、懐かしのこの近辺を歩いてみる。開店の12時半までにはかなりの時間がある。
できれば、む~らの後、出町柳から京阪電鉄で終点中之島まで行き、国立国際美術館の催し物「世界制作の方法」(無茶におもしろそうなのである)を見たいと思っていた、12月11日までで、わざわざ大阪までとはきつい、と思っていたのだが、図らずも京都まで来てしまい、ここから京阪電鉄1時間で国際美術館のある中之島まで行けてしまうのです。
懐かしの進々堂でコーヒーを飲み、

まったく何も変わらない進々堂。
いや、昔は最初からコーヒーにミルクが入っていた、が、今や、ミルク入りとブラックがあった。

雨の中、京大内も歩き、学食で朝食をと思っていたが、建物修理中で、他も良くわからないのでやめた、義姉がツアーで食べた時計台下のフランス料理店もまだ開店前だった。
叡山電車の線路を越し、一路Murraむ~らへ。



最初の下宿はこの線路を越えたところでした。

Murraむ~ら素晴らしい、12時半という昼間から開けているのも少なくなっているが、話していると、「たまにお客さんみたいな、ジャズを聴きに来てくれる人がいるから昼間も開けています。多分、このまま今日は夕方まで誰も来ません。」という深情けだ。

きっちりとした佇まいである。
ライブの時には近所から苦情もあり、ガラスは二重、さらに防音カーテン、との事。

音も素晴らしい、胸のすくような良い音がちょうど良い大ボリュームで来てくれる。
(前回の記事にこのお店も追加したい)
さらにもう一つ、2匹の大型熱帯魚、赤色と金色のアロワナがゆったりと水槽で泳ぐ。
夕方まで誰も来ないだろう、という言葉に反し、もう一人のお客が来た、お客というより、この店のオーディオを製作、管理しているような人らしい、カートリッジの針を届けに来られたらしい。
プリアンプにEmission lab という見慣れない名前があって、なんだろうと思っていたのですが、この方の製作の機器の名前なのです。
さっさとこのお店をチェックして、大阪の国際美術館へ行こうとした計画はあきらめて、ゆっくりこのお店のジャズを楽しむことにしました、
12時半に入って、4時ころまで約3時間半お邪魔してしまいました。
焼酎3杯、コーヒー1杯(丁寧にいれてくれたコーヒーです)。
ライブもあり。
京都に来たら、絶対に寄るべきでしょう、特に昼間。
他にこんな本格的なジャズ喫茶が京都にあるのでしょうか(ヤマトヤはもう違うらしい・・)?
JazzCafe Murra む~ら
京都市左京区高野清水町121
075-703-0120
12:30-23:30
水曜休み
http://murra.exblog.jp/
<今、ちょっと驚いたが、この高野清水町は確か私の最初の下宿アパートの町名と同じだ、「あなたはわざと部屋を汚くしているとしか思えない」と言われて、修学院の方へ引っ越した。>
(2011年12月8日訪問)

はからずも京都に行った: JazzCafe Murra む~ら 素晴らしい!” に対して1件のコメントがあります。

  1. kojitan より:

    初めまして。東京在住のジャズ愛好者です。ジャズ歴30数年です。去年12月下旬にむ~らへ行きました。私も結構気に入っているので、京都旅をするたびに必ず寄ります。
    東山三条にJAZZ HANAYAというジャズバーご存じでしょうか?18時から営業していますが、そこのマスターはかなりのコレクターです。私もそこには毎回お邪魔してます。む~らよりやや領域広いと思います。

  2. takashi より:

    そうですか、今度行ったらHANAYAに寄ってみます。
    情報ありがとうございます。

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