LPのCD化を再び考える(その2): ダラー・ブランド 「ザ・ジャーニー」から、ガトー・バルビエリへ・・(未完2)
LPのCD化は、途中モノラルしかとれない、と大誤解しながら、も何とかうまく行きました。
レコードプレイヤーの出力の赤白コードをフォノイコライザーにつなげ、PCのLine-Inにつなぎ、PC側のフリーソフトSoundEngineを使って、録音レベルを調整しながら、音をとる、シンプルな構造です。
なかなか良い音、と自分では思っています(つまり必要十分な音)。
SoundEnginezは雑音をとったりできる人気のあるソフトですが、面倒なので取りっぱなしです、当然プチプチ音などは、聞こえ、これも一興ですl
私が聴いたフリージャズ風の曲は、アルバム、ジャーニーのA面で、アルバム名になっているジャーニーはB面の曲でした。フリージャズ風ももちろん良いのですが、このジャーニーは素晴らしい。
心地よいまでに素晴らしい。
ジャーニーというのは、いわゆるイスラム教徒が年に一回サウジアラビアのメッカに巡礼するハッジと言う旅のことで、アルバムにははっきり書いてある、Hajj=TheJourney。
現役時代、仕事上、サウジアラビアにもかなり行ったが、このハッジの時期は、大混乱なので、かならず避けていた。
ダラー・ブランドといえば、世界を席巻した「アフリカン・ピアノ」くらいしか良く知らなかった浅学の私はもう少しダラー・ブランドを聴いて見ようとディスコグラフィを見たりすると、おもしろそうなのがあった、「ガトー・バルビエリ&ダラーブランド」、なんと、二人のデュオなのである。
えーっ、この二人がデュオ・・・?と驚き、LPを聴いて見ました、これはかなりの名作ですね(今更言っているのか、と思う人はたくさんいるでしょうね。)
どういう経緯でデュオをする事になったのだろう。
バルビエリの、吹き切ってしまった後に、もう一度切れてしまうような音の断末が美しい。
(未完です、このまま継続します)