松本のジャズ喫茶へ (3) 本命、 エオンタ

Cafe884を出たのですが、今回本命としている「エオンタ」は16時からの開店なので、少々時間があります。 カミさんから、また今後松本に一緒に行く事となるだろうが、その時に訪れるであろう観光地はスキップしておく事、とのオーダーもあり、松本城は止め(昔一緒に来たことがあるが)、企画展ではない美術館なら良いだろと、美術館に入りました。 玄関の例の女史の作品は迫力です。松本出身らしい。 草間弥生である。

電柱のないすっきりした松本の町をふらふらしながら、そら豆の甘納豆などをお土産に買い、ようやく16時になったので、エオンタへ。 細い階段を2階に上る。 (一歩横道に入ると、電柱がある。)

ここは聞きしに勝るすばらしいジャズ喫茶である。 ちょっと店の構造が横浜の「ダウンビート」に似ている、入ると右手にカウンター、左手にちょっと低いテーブル席。 まだ、誰も居ない。 スピーカーの真正面に座る。 いい音だ・・・・。 何の気負いもない正直そのものの音が出て、気持ちよくさせてくれる。 この空間が心地よい。 適度な暗さ、置いてある本などのセンスが私ぴったりだ。 「木造モルタルの王国、ガロ20年史」と「ブルータスのシネマ特集」・・・この2つは、つい、その席からiPadで中古本を注文してしまった、これは持っておかなくてはならない、と。 あることは知っていたが、実物を見たのは初めてだ。 無茶に分厚い。本体9cm弱ある。 ガロ、木造モルタルの王国、ガロ20年史。

中は当然、漫画だらけ。 1作者1作が掲載されている。 もう忘れていた作者も思い出した。 18時何分の電車に乗らないと、帰着がひどく遅くなってしまうので、心残りながら、2時間弱で帰ってしまいました。ずーっと居たい感じでした。 エオンタ (EONTA)  長野県松本市大手4丁目9-7 1600-2400 0263-33-0505 休み 水曜 1973年3月26日開店(38年前、私、若干27歳である) (2011年4月7日訪問)

コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください