早朝、マイルスの本を読み、マイルスを聴く|65歳からアートを造る
早朝、例えば、3時半とか4時半に目が覚めてしまうことが日常的になり、さっさと起きて、本を読んだり、音楽を聴いたり、する。
本日は、借りていた本、中山氏の「エレクトリック・マイルス 1972-1975(ジャズの帝王が奏でた栄光と終焉の真相)」の続きを読み、「On the Corner」をイヤホンで聴く。特に細かな音の全てを捕えるように。
何という音楽だ、と感動する。本に寄れば、録音が終わった時、マイケル・ヘンダーソン(E-ベース)によれば、マイルスは、「子供のように喜び、満足していた」だそうだ。
そして、評論家どもの酷評の海へ押し出された・・・が。
要するに50年前の音楽である。ぼくはどうしてもこの辺りから離れられない。
これらを越える音楽を聴きたいと切望するのだけれど、時折入って来る音楽も評判も、残念ながら、ぼくの感覚には、越えているとは、感じられないのだ。