街へ散歩②：ミロンガ・ヌォーバ⇒ジャズ喫茶「映画館」⇒ジャズ喫茶「tonlist」｜６５歳からアートを造る（今76歳）

＜つづきです＞佐竹商店街から神保町まで歩く。タンゴ喫茶？「ミロンガ・ヌオーバ」、一度入らなくては、と思いながら何十年、特に敷居が高いわけではないのだが・・・成り行きでそうなった。
一人なので、大テーブルへ案内されました。既に、少々お年を召した女性がレトロな品の良い洋服を召して本を読んでいます。何か、良い雰囲気です。気持ち良いタンゴが流れ、多くのお客が流れ、別部屋もあります、なかなか盛況、当然のように人が集まる雰囲気です。
しばらくいて、次のジャズ喫茶「映画館」が開いている時間でしょう。神保町駅から2駅で、白山、へ。
ここの雰囲気もミロンガに負けません。
ちょっと下がります。多分、3回目の訪問です。前回は多分10年以上前。その時、閉まっていて、マスターが16時の開店時間に遅れて来た、事を覚えている。
正面の壁に、２つのポスター、これがムチャにカッコ良い。
「Hiroshima mon amour＝24時間の情事」と「去年マリエンバートで」・・・欲しいなぁ、このポスター。マスターによるとこのポスターを見て、芥川賞作家が小説を一篇書いた、との事。
カウンターに座り、少々マスターともお話。ここのジャズ喫茶ではいわゆるフリー・ジャズ、また今のジャズも良くかかるようだ。
長く続いている老舗です。
ついでに、翌日（1１月３０日）の話ですが、新ジャズ喫茶「tonlist」下北沢へ行きました。大胆にも、あの「ザ・スズナリ」の1階です。
tonlist とはアイスランド語で音楽と言う意味らしいです、なぜアイスランドなのかは不明です。
4人ほどのカウンターとテーブル２つのやや狭めのスペース、気持ちの良い音が十分にジャズ喫茶らしい音量で流れます。若い、何か気持ち良い感じのマスターが、十分丁寧に対応してくれます。
正に、気持ちの良い音です。コーヒーとホットドッグが売り物らしいですが、ビールを飲んで帰りました。（ただ、カウンターの木の椅子はお尻が滑り段々カウンターの壁に膝が押し付けられ、何度もお尻の位置を元に戻します・・改良して欲しい）