直木賞作家「小川哲」氏の考え方|65歳からアートを造る(今76歳)
この前、読売新聞の夕刊を読んでいたら、先の直木賞を「地図と拳」で得た「小川哲」氏が受賞の弁を述べていました。
非常に面白いのは、彼の信条は「自分がコントロールできない事は自分ではどうしようもないので、執着せず、自分の範囲内でベストを尽くす」的な事のようです(と、感じました)。
だから、受賞で「おめでとう」と言われても、おめでとうを感じるのは、自分が書いた小説に自分が十分に満足した時に感じるもので、受賞は、他の人が決めるものなので、もちろんそれで読者が増えるので良い事だが、おめでとうと言われても特に感慨はない。
こんな境地なら、いいですよねー。世間に認めてもらおうと努力するのが普通だし、認められないとがっかりしたり、あせったり・・そんな事はどうでも良い、と言う訳です。スバラシイ。
私もそうなりたい。