ジャズ喫茶「On a slow boat to・・」と「Shelter People 」に行った|65歳からアートを造る(今は75歳)

岐阜のCube展への応募は、応募書類とマケット(縮小モデル)共に5月10日に発送し、やっと手を離れた。
後はどうしようもないので、精々、ぼくと同じような方向性を持って共感してくれる審査員がいる事を祈るしかないです。
で、ココロが身軽になったので、まず、文京図書館に「マイルス・デイヴィス大辞典」を返却し、2軒の行ったことがない、ぼくにとって新しいジャズ喫茶に行きました。他のブログも利用させてもらいました。
まずは、アキバからお茶の水へ向かい、「On a slow boat to・・・」へ。
山の上ホテルのそばです。きちんとしたジャズ喫茶です。音もそれなりに十分なボリュームで、ジャズを楽しむに不足はないです。きっちり淹れてもらったコーヒーもおいしく、出てくる音も、ものすごくすっきりとして、優等生ですね。
で、本日はもう一つ、ダーッと跳んで、横浜近くの京急「日ノ出駅」の近くの、多分、対照的なジャズ喫茶「Shelter People」へ山手線と京急で1時間かけて行きました。
離れすぎですがどうしても行きたくて、少々無理をしました。
最高におもしろいジャズ喫茶です。正直言わせていただければ、飲み屋街の雑居ビルの地下1階にある、狭いジャズ喫茶。なかなか見つからなくて困りました。
名札が出ていないのですが、ここしかない、と思って、ノックしてドアを開けました。
中には長いカウンター、右の方に二人の友人らしい人がいて、1個だけ残っていた椅子に座りました(椅子が3つしかない)。ぼくはコーヒーをオーダーし、二人は要件が終わったようで、出て行き、マスターと私の二人になりました。
いいですねー、シンプルな内装、スピーカーが近い、1.5mくらいでしょうね。プレイヤーは2台あり、フル回転。
なにもかも全部見えています。真空管アンプ、手作り的な操作台。
音は、良い、と言うより、「生々しい音」と感じます。最初はドーナツ盤的な小さな盤(EP?)のジャズをかけていました、素晴らしいのですが(特に女性ヴォーカルの盤)、小さいので、すぐ終わり、お忙しそうです。
最後はLPになり、合計約1時間、じーっと聴いていました。LPは、「Wahoo」デューク・ピアソン?と「Blues for harvey」ジョニー・グリフィン?。
全てが、何かものすごく生々しいジャズを聴いている感覚が、素晴らしい。生々しい、のが真空管アンプのせいなのか、非常に近いスピーカーのせいなのか、他の要因か、わかりません。
個人的な感覚ではスピーカーの近さが最も強いのでは?と思う、何かスピーカーから発した音塊がまとまる前の状態で耳に当たる感じで・・或いはスピーカーと言う物質から剥がれる粒子が・・いずれも全く科学的根拠はありません。
が、素晴らしく、よかったです。全体として、余りにカッコよくて、病気になりそう。

2022年5月11日訪問
On a slow boat to ・・・・
東京都千代田区神田猿楽町1-5-20 田畑ビル 1F
[火・水・木・金]10:00~22:00
[土・祝]12:00~22:00
定休日 日曜日、月曜日

Shelter People
神奈川県横浜市中区長者町8-136-8 エイトセンター B1F
営業時間[火~金]13:00~23:00(LO)
[土・日]13:00~20:00(LO)
定休日  月曜日

 

 

 

 

 

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