岡本太郎とジャズ「瞬間瞬間に生きる」、岡本太郎記念館、外苑銀杏並木でのおじいさんとの日中友好 |65歳からアートをつくる
岡本太郎記念館のチケットをもらったので、カミさんと、ついでに外苑前のイチョウでも見よう、と出かけた。美術館の方には何度も行っているが、記念館の方には初めてだ。自宅から表参道まで約30分、遠くは無い。ずっと青山を歩いて行くと、いろいろなデザイナーの店があって楽しい、ちょっと久しぶり。
記念館の企画展示はその名も「瞬間、瞬間に生きる 岡本太郎とジャズ」なのです。
まあ、岡本太郎にはジャズしかないだろう、とは感じていましたが、その通り、ジャズ好きの様です。
ふっと街並みの中にあります、何かブロック塀、まあいいか。
2階では、タロウが先生について、シャンソンを練習している声と音が流れています。
そしてこれがオーディオ・ルーム?レコードも数十枚並んでいます。ちょっと見えにくいですが正面の絵の下にスピーカーが床に置かれています。プレイヤーなどは背後のコーナーにあります。
1階へ降りると、アトリエとリビング・・・。
庭に出る、庭の方がおもしろい。
カミさん共々、これらの中で一番気に入ったのがこの白い亀の手の先のような白いギザギザの物体、なんてかっこ良いのだ、この茫洋としながらちょっと危険そうな風合いが、2人共に1位をつけた。
そのまま歩いて外苑前へ、多くの海外観光客、みんな楽しそうで良いですね、韓国、中国、マレーシア、インドネシアなどみんな嬉しそう。中国人の二人のおじいさんにたどたどしい英語で話しかけられた、「この木の漢字はどう書くのか?」と聞かれたらしいので、渡して来た紙に「銀杏」のところ、まず”銀”と書くと、声を出して、僕の持つボールペンをひったくり、”杏”と付け加えて、自分たちが書いた漢字「???(忘れた)」を見せて、そうか日本人はこの漢字を使うのか、と言うように、「銀杏と同じものなのだ」と言って嬉しがっていた。