そして、莉生ちゃんが来た |65歳からアートをつくる
そして、久しぶりに莉生ちゃんが来た。
相変わらずの、天真爛漫、真正の野生児、・・・うらやましい、・・が、お父さんとお母さんに守られた世界の中だから、できるのだ。
聞くところによると、慣らし通園で、どうしてもかぶらなかった帽子も、皆がかぶるので、かぶっていた、とか、どうしても飲まなかったミルクを皆が飲むのでちょっと飲んでいた、とか、やはり集団のプレッシャーは容赦なく、莉生ちゃんを襲う。
社会に入るとはこんなものなのか、或いはあくまで抵抗するのか、なかなかの見ものである。
ボールでおばあちゃんと遊ぶ。
大玉転がしを長い廊下でやっちゃう。楽しくて仕方ないみたいだ。