ジャズ喫茶『スローボート』へ行く、雪が谷大塚|65歳からアートを造る(今76歳)
ARBANサイトで見た雪が谷大塚にあるジャズ喫茶『スローボート』へ行った。この日、早朝立川で映画を見て、そのまま西荻窪へ行き、今まで歩いたことがない地区を歩き、それから新宿経由で五反田に出て、雪が谷大塚へ池上線で向かった。
ARBAN記事によればマスターは、1958年生まれ(つまり、ぼくより1周り若い=多分戌年=同時代には京都にいなかった)、学生時代?京都の「しゃんくれーる」でバイトし、ジャズ喫茶「Phoonjalarm」(全く知らない、が京都ジャズマップHome – 京都ジャズ喫茶マップ (kyotojazzkissa-map.com) には出ている)の2階に住んでいたとの事。
「しゃんくれーる」と言えば、ぼくが生れて初めて入ったジャズ喫茶である(1965年ころ)。
(入った時には、さきほどのマスターの経歴などはすっかり忘れてていた。)
中に入るとお客は一人、ぼくはスピーカーの前に座る。立派なレトロな黒いタンスがスピーカーの真ん中に置かれ、レコード掲出台になっている。
(立派なタンスだ、スピーカーに完全に勝っている)
かかっていたのは、ソニー・クラーク、そして、デューク・ピアソン、ピアノ中心、良い音で、適切な音量で、こまかな音も明瞭に、すばらしく良い音、自宅の居間でいつまでも聴いていたいような音である。つい、「いい音ですねぇ。」と口走ってしまったほどである。
リクエストしますか?と聞かれ、もう少し激しいのが聞きたくて、マイルスのFour & More をお願いした。
正直言って、ただ勝手な個人的な感覚ですが、音量、音圧が低い、多分先ほどの曲と同じ感じの音量で音出しし、マイルスの炸裂する音もなく、突進するトニーのドラムも、遠い(ほとんど聞こえない・・・?これは音量の問題ではない?ぼくの耳も関係?)。前の千駄木のPlayersBarRもそうだが、横の方で聴くのではなく、音が出るお店の最善席に行って、かけている曲を聴いて欲しい。どんな音がお客向けに出ているのか。機械はすごくても、最後の音量ダイヤルは大事だ、と思う。(ひょっとしたら、そう言う問題ではなく、ちょっと前に近所の?お客が入って来たから?)
訪問日:2022年11月8日(火)
東京都大田区南雪谷1-3-16
池上線雪が谷大塚
休み:月曜+第1、第3火曜 1300-2100