五香のジャズ喫茶「Jazz in ティーガーデン」へ行く=青春18|65歳からアートを造る

青春18の消化に手こずっている私は、気になっていた五香の「Jazz in ティーガーデン」へ行くことにした。これで5枚中4枚目である。5枚目はカミさんに譲ること、合意済みですので、私としてはこれで最終です。
やはり武蔵野線で、最初は西新井の「カフェクレール」(これは後述)へ寄り、南越谷ー八柱ー五香へと向かう。

(越谷=こしがや、八柱=やばしら、五香=ごこう、という今まで降りたことのない駅に3つも降りた、大きな成果である)
五香駅から歩いて約10分、ずいぶん寂しげな所に、強烈な存在感と共にありました。

一歩入るとまた大変だ、国分寺のJodelに通じるところがある。


第二次大戦で、米国が戦場の兵士に送ったというVディスクがある、と言うので、聞かせてもらった。

プレイヤーでマスターが聴かせてくれる。これも米軍が戦地に送った器械ですか?と聞くと、いいえ、違います、日本製の安物です、と言われた。

Vディスクは聞いてはいたが、初めて触れた。戦場で聞くと格別だろうなぁ、と想像する。

これが何か知らないけれど、あのマンガ「ブルージャイアント」に出てきて、Jazzは元はJassだった、とあったが、多分これが証拠の1つでしょう。

ブリジット・バルドーのポスターもある。
基本的に、ここは大変高齢のご夫婦で運営され、マスターは古いジャズが大好き、特に女性ボーカルが大好きらしい。
「ジャズは、ベニーグッドマンに始まり、ベニーグッドマンに終わるという人が居ますが、どう思いますか?」
「えー!!誰がそんな事言ってるのですか?マスターも、そう思っているのですか?」=明確な返事はなかった。
「ぼくはモダンジャズですよ」
「モダンと言うと、バド・パウエルなどですか?」
「いや、バド・パウエルも良いですが、やはり、どうしても、マイルスやコルトレーンが好きですよ。」
随分会話にずれがありますが、夫々が良いと思っているものなので、すれ違っても仕方ないですね。
話は、ずれっぱなしですが、本当に楽しい時間でした。
帰りには、バッジももらえました。

この店の名前の「ティーガーデン」と言うのは昔の、有名なトロンボーン奏者です、正直私は名前は知っていますが、聞いたことがありませんでした。
本当に楽しいジャズ喫茶です。ちょっと遠いのでそんなに行けないのが残念です、近所なら、毎日行っても良い。
ここで聞いた、アル・ヘイグのInvitationのアルバムは良かった、もう少しアル・ヘイグを聴いてみよう。

(訪問日:2023年9月4日月曜)
Jazz In Teagarden
千葉県松戸市常盤平5丁目24−18
08067459380
14時00分~20時00分 (15時スタートから変更)
休み 日水木(=つまり、営業日は、月・火・金・土)  五香駅より6分

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