ぺーぱーむーん、池袋、やっと行けた。|ジャズ喫茶行脚
美術賞へ応募資料を発送し、入選する、しない、とは別に、やっと因果な仕事から解放されて、気になっていた雑司ヶ谷を巡り、そのまま歩いて池袋、ずっと気になっていたジャズ喫茶ぺーぱーむーんに行く事を目論んだ。
以前、ブログに、池袋のぺーぱーむーんに行くべきだ、との提言も来ていた。
ぺーぱーむーんは18時から開店なので、それに合わせて雑司ヶ谷を切り上げ、ちょっと分かりにくかったが、マルイの横のお店に電話で教えてもらいながら、やっと到着。まだ、誰もいない。
十分にこなれた、魅力的な入り口。
L型のカウンターだけ、かなり長い、15-6人は座れそう。十分なボリュームでジャズが鳴っている。
「どうやってぺーぱーむーんを知ったのですか?」などちょっと聞かれたりして、ビールにイワシ干しなど食しながら、非常に快適な空間だ。
その内、二人の男性(後で親子と知る)が来て、彼らも初めての来店らしい。出張で、息子さんは学生で東京に下宿している感じ。
そしてちょこちょこ口をきき始めた。どうやら、50歳のお父さんと20歳の息子さんだ。無理に親父に連れて来られたと言う感じではない。
コルトレーンがかかっていたと思う、「私は70歳ですが、20歳のあなた、こんな音楽好きですか?」と聞いてみたりする。
「十分魅力的な音楽と感じます。」との事。
50歳のお父さんも、私とのその20歳の違いがどのように違うのか気になる。私が20歳の学生の時に生まれた人、私が40歳の時(一番バタバタ働いた頃かもしれない)、20歳の学生の人。
「フリージャズって知っていますか?」
「うーん、知りません。」
「コルトレーンは知ってますか?」
「知らないですね。マイルスは知っています。」
もちろん同じ年でもいろいろなジャズファンがいる、が、私も「うーん、なるほど」と20年の差を取りあえず感じてしまった。
そうして、更にバーボンを飲み、二人を残して、立ち去りました。
なるほど、でも、違うのは当たり前だなぁー、20歳違い、50歳違う人だもの、納得したのでした。
このぺーぱーむーん、気持ち良い空間、十分な年季が入った雰囲気、十分な音量の音、サバサバっとしたマスター、良いところですね。
道路に置いてある看板、後ろのエレベーターで4階に上がる。
(訪問日:2016年9月15日)
ぺーぱーむーん
豊島区西池袋3-29-3
1800-2400 日曜休み
03-3985-0240
いいですね!わたしもジャズが好きな20代の女です。池袋にジャズ喫茶あるんですね。ジャズ喫茶に行ったことがないので今度挑戦したいと思います!
好印象で何よりでした。
おそらく30年くらいのお付き合い、
現在も月に一度は行ってます。
なお、余計なお世話ではありますが、
店名はひらがなで「ぺーぱーむーん」です。
ありがとうございました♪
30年の常連さんですか。いいですね。
お店も嬉しいでしょうが、ここまで30年間居てくれたお店は頼もしい。
おっしゃるとおりです。
若い頃は朝まで飲んで激論を戦わせたりもしましたが、
この頃は「元気で何より」というところです。
どうぞご贔屓に♪
とりあえず、カタカナをひらがなに変えました、失礼しました。
ご丁寧にありがとうございます。
つい最近行きましたが、珍しく超満員でした。
忙しすぎて不機嫌そうなマスターの顔を見ながら
飲む酒もなかなか味があります♪