久しぶりにたっぷりウロウロした|65歳からアートをつくる
今日は、朝の9時からー20時までうろうろした。月に2-3度はうろつかないと病気になりそう。
まずは、下高井戸(京王線と世田谷線の交差点)の映画館で10時から映画を見た、カウリスマキの「希望のかなた」、相変わらずのカウリスマキ節が良い。
12時頃終わり、下高井戸からそのまま世田谷線に乗り、気になっていた松陰神社前の古本屋、ノストス・ブックスへ、なかなかおもしろい傾向の古本が集まっている。美術誌とか演劇とか評論とかかなりニッチ、マイナー、暗め系も多い。買いたいのがあったが高すぎ。
何も買わないで、世田谷線を返り、「山下」で降りる、ここは小田急線の「豪徳寺」との交差点で、昔、新婚の頃、梅が丘に住んでいたのでこの豪徳寺にも歩いてよく来た、すっかり様相が変わっているが、何となく懐かしい。駅のすぐそばの甘味屋もきれいになって生きていた、40年も前だけど。小田急に乗って代々木上原で千代田線へ、一気にアキバの上部、湯島へ、3331ではあまり理解できない催し物をやっていた。
そこからアキバを歩き、全体の現在の様相をチェックする、アキバよ永遠なれ。レトロゲームショップのBeepに寄ると再発された「PC88ゲームの世界」のCDがあったので買っておく、
それから中央線で秋葉原から高円寺へ、本当はメトロの東高円寺駅だったのに間違え、そこまで歩く、約20分くらいか、で、やはり気になっていた、Coffee+Jazzと喧伝する「喫茶生活」に寄る。Jazzは、確かにLPが並び、Jazzが流れている、マイルスのリラクシングだね、しかし、2人用テーブル1つ、4人用テーブル1つ、他のスペースはコーヒー豆の袋で占められ、メインの仕事はコーヒー豆売りのようです。クセのある苦み、と書いてあるジャワ・ロブスターをオーダーする、説明にはそのクセのある苦みを出すためとことん苦く仕立てる、とある、まあ苦いが、インスタントでも濃いブラックで飲むぼくには効かない。ちょっとぬるいよ、500円。ここは指示を受けて判断、行動することが多い、店内で飲むのか豆を買うのか、一人ならそちらのテーブルに座れ、メニューで選び決めたらベルを鳴らせと自転車用のベルを渡され、カップかワイングラスか選べると言われ、コーヒーができて持っていったら交換に金をもらうのでそれまでに500円を用意しておいてくれ、とか、何かね。ジャズもぬるい音で流れて。疲れた。出るときまたも指示、ドアが自分で閉まらないので、閉めていけ、と。
近くの、横尾的Y字型の道あり、
歩いて高円寺駅まで返り、吉祥寺経由明大前へ、いつもの明大前「マイルス」に寄る。二人の若者が入ってきて、ジャズを聴かないで仕事の話を大声でやっている、でも落とした100円玉を一緒に探してくれたので許そう。いい加減で退出。家に帰ってスマホの万歩計アプリを見ると、2万歩以上だった。下高井戸、松陰神社前、湯島、秋葉原、高円寺、東高円寺、明大前。