ヴィム・ヴェンダーズの映画に行く |65歳からアートをつくる 

定期の外歩き曜日の木曜日8月8日、日比谷のシネマズ・シャンテへヴィム・ヴェンダーズの「世界の涯ての鼓動」を見に行く。やはり、ヴィム・ヴェンダーズの新作、となれば見に行かざるをえないだろう。

『パリ、テキサス』(84)、『ベルリン・天使の詩』(87)、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』(99)を考えれば期待するのも仕方ないと思う。宣伝文句からして、パリ・テキサス的な感じかな、とも思っていた。
もちろん悪くない映画だ、が、どうも二人がそれぞれの仕事に向かって別れて行った時から、2人には交流がなく別々に厳しい世界が広がる、そしてそのまま会うこともなく終わる・・合わないよね??!何か違和感がある。
一番印象に残ったのはイスラム過激派の生活と心情であった、なるほど、彼らはこんな生活をして、こんな気持ちで行動しているのか、とこっちの方がずっと印象深い。
そして、このブログを書く前に、ベンダーズへのインタビューをネットで読んだのだが、何かしら、ベンダーズもこの過激派の事を事前の前提なしに、そのまま、ストレートに向き合って描いた、的な事を言っている、実はこっちが映画の芯なのか?
それはおかしいだろう!!??なぁ、多分。

映画館を出ると、前には見たこともない風景が日比谷に広がっていた。

 

 

 

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