「立ち去った女」3時間48分の映画を見た、そしてアキバへ
渋谷イメージフォーラムで「立ち去った女」を見た。朝一10時半開始、さすがに観客は64人のスペースに10人弱。ベネチア映画祭で金獅子賞をもらったモノクロのフィリピンの映画、しかも、3時間48分の超長尺の映画、途中計画的にトイレに行ったが、長すぎる感覚は全くなかった。
冤罪で30年間牢獄にいた女の復讐譚なのだが、もちろん単なる一本道ではない、人生の妙が骨組みと共に散りばめられ、特に復讐相手の心の中身も組み込まれる、画面のテンポも映像も意図的なピンボケ場面も、素晴らしい映画。
午後2時ころ終わり、アキバへ、雨が降ってきている。まずは、アーツ千代田3331へ、自分のショットでも撮っておく。
3331の中、鏡に向かって自分ショット
雨のアキバは閑散としている。