「カフカな人」のつぶやき、新世代ジャズ喫茶について (1)|65歳からアートをつくる 

ジャズ喫茶(或いはjazz)の衰退が顕著になり、つまりどんどんジャズ喫茶が日本からなくなって行って、その後、ぽつぽつと現れ始めた新世代のジャズ喫茶に、ジャズ喫茶好きの私は、嬉しくて、法外な賞賛の気持ちを持ったらしい。ジャズ喫茶の定義としては、「今かかっているジャズのジャケットを提示して、何のジャズをやっている事を示していればジャズ喫茶である」と定義していた気がする。
しかし、ウロチョロしているうちに、かってのジャズ喫茶が生き残りをかけ、音を小さくし、小さくし過ぎて殆ど聞こえてこなかったり、それまで、出て来たことだけで嬉しがっていた新世代ジャズ喫茶の音が小さくて、殆どジャズの良さを出していなかったり、ストレスがたまるのであった。ジャズを聴く最低水準の音量を満たしていないジャズ喫茶(と思われている?)がある、と感じるのである。スーパーや商店街のジャズBGMの方がよっぽどジャズらしい。今の、新世代ジャズ喫茶と言われるところを一通り見て、非常に個人的であるが(これは仕方ない)、感想がある。
たかが、年寄りの、個人的性向で言うものなので、商売にも何の影響を与えないだろう、と思うので気軽に。大きなお世話には違いない、でしょうが。
対象は、勝手ながら、ペペロンチーノ(中野)、Juha(ユハ)西荻窪、囃子(はやし)下北沢、ダディズ・ソックス(阿佐ヶ谷)、インカス(アキバ/上野?)やまもと珈琲(立石)である。
ポイントは、音量である。ジャズ喫茶と言うからには(自らはそう言っていない、かも知れないが、ジャズの音を意図的に出しているのは確かだ)、多分、「 お店の一部のエリアでは、ジャズと言う音楽を楽しめるだけの音量が無くてはならない 」事が必要ではないか?音質はずっと後で良い(音質だけが問題のところもあるが・・・)。
(続く)

コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください