アニメ映画 Blue Giant を見た。|65歳からアートを造る(今76歳)

アニメ映画 Blue Giant は当然見ようとしていたが、最初は一番行き易い府中(南武線で簡単に行ける)で見ようとした、が、他にもチェックしていたら、同じ南武線の突き当り立川のシネマシティ「極音」と称して音に重心を置いた上映があるようなので、そこを予約した。

そうして、本日3月7日、立川シネマシティ2に行った。
確かに音は良い、が、他の劇場の音を覚えていないので比較はできない。
最初、大の顔がちょっとマンガとは違うとか、何となく盛り上げようとする感覚に違和感を感じたが、サックス、ジャズの音が聞こえて来た時点でそれは吹っ飛んだ。ジャズの音が、充満し、そんなことはどうでも良い事になってしまった。
確かに涙を3回くらいは感じた。
十分に立派なジャズアニメ映画だった。
ただ、欲を言えば、ジャズを知らない人たちへの映画でもあるので、映画に充満する、テナーサックスとピアノとドラム以外の音ももっと欲しかった。あれではジャズの音として、固定してしまいかねない。ストーリーに手を入れながら、他のジャズの音、つまり、多くの楽器の中の楽器として、(ドンチェリーのおもちゃのトランペットまで、とは言わないが)他のジャズの音、つまり、トランペットとか、ベースとか、ソプラノサックスとか、(特にソプラノサックスは衝撃を与えると思う)を映画に組み込んでほしかった。残念ながら、何かジャズの音というのがサックスの音に固定しかねない感じを聴取者に与えてしまう気がした。
が、とにかく、ヒットする映画になったようなので、うれしい、です。

コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください