亀戸のジャズ喫茶「クレシェンド」は「ジャズ喫茶ではありません」、とマスターが言っていました。

いつも気になっていた、キラキラ橘通り、に行って見る事にしました。近くの、玉の井いろは通りも、そしてその前に、これもずっと気になっていた、亀戸のジャズ喫茶「クレシェンド」もチェックしに行こうと、盛りだくさんの計画を目論見ました。 まず、亀戸のジャズ喫茶「クレシェンド」です。 商店街からそのまま横の道に入ると、ちゃんとありました。 何となく感じが良いですね。

すみません、写真行方不明で、ネットからもらっています。

午後のランチタイムを過ぎた頃で、お店にはお客がいません。多くのオーディオ機器、スピーカーの前に席が並ぶ特等席らしいのがあり、とりあえず座る。静かなクラシックが流れている。
書棚には「真空管の・・・・」の題名の本、雑誌が多い。ビールなどをオーダーし、しばらくクラシックを聞く・・・が、遂に我慢できなくなり、マスターにたずねた。
「ジャズをかけていただけませんか?」 ちょっと困惑気味に「当店では、ジャズといっても、数枚しかありません、これで良いですか?」とビル・エヴァンスのCDを示したので、「もちろん良いです。」
「当店は、ジャズ喫茶だと思ってこられる方がおられるのですが、そのように言われているのでしょうか?」 「えー・・・、私も、そう聞いて来ました。が、ちょっと違うようですね。」 「私は、基本的に機械が好きで、真空管アンプが好きなのです。」 「そうみたいですね。」 「音楽的に言えば、オールデイズが好きです。」 「昔のポップス、ですね。」 ということで、しばらくエヴァンスを聞いて帰りました。
クレシェンドはジャズ喫茶ではありません。これ以上ご迷惑をおかけしないように。

 

コメントをどうぞ

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください