バスの中は黒人一色 3日目(3)|ドゴン族の村へ、自然と文化のダブル世界遺産にアートを求めて
完全に満員で、更に乗客の荷物が床などに置かれているので、シンプルに歩ける状態ではない。(私の緑のバッグはアダマの近くの床に置いたのだが、その上からも何か重そうなにもつが置かれ、アダマに指差して、荷物を何とかしてくれと目で頼むと、ちゃんと下から掘り出して、重石のない状態にしてくれた。)
さすがに、私を除いて、全てが黒人である。他に、東洋人も、西洋人も、いない。なかなか爽快である。
バス停に止まるたびに物売りが入ってくる。前扉からも、後ろ扉からも。通路は歩けるような状態ではないが、無理やり足で隙間をこじ開け、侵入してくる。あるいは、リレー式に乗客が売り子から渡された荷物を次々に渡し、お金も次々に渡され、つり銭も次々に渡される、ひとつの乗客相互協力のルールがあるようだ。
たいしたトラブルもなく我々のバスは約3時間半でセグーに着く。狭い席で窮屈なのだけが問題だったが・・・。

上は屋上レストランでパラソルが見える。
直ちに、予約していたホテルに行く、構えはなかなかモダンに見える。