早速、セグー観光 3日目(4)|ドゴン族の村へ、自然と文化のダブル世界遺産にアートを求めて

ホテルの部屋はこじんまりとはしているが、近代ホテルそのもので、エヤコン付き、快適です(部屋の内部写真が無い・・おかしいなぁ・・・)。
ホテルDjoliba(ジョリーバ?)、入り口を入ると直ぐに長いカウンターがあり、その3分の1がホテルフロント、残りがバーになっていて、便利。すぐにビール(フランス風でビエール)を頼んでしまう。

アダマは「これから直ぐにセグーを観光する事になっているが、行くか?或いは休むか?」と聞くので、「行くよ。」と答える。タクシーを捕まえて来て、出発。
どこに行くのか良く知らないが(後で予定表を見るとちゃんと書いてある、染物アトリエとマスクなどの展示場)、とにかく一緒に出かける。大体の日程は、どこかを巡って、ランチを取り、またどこかを巡って帰ってくる、というもの。ホテルの近くには船着場があり、近くで漁などもしていて、その辺の散策は帰ってからすれば良い、という感じです。
まずは有名な染物工場に行く、と言う。何も考えないで付いてゆく。

染料は主として植物から抽出し、干すのは裏の空き地です。

染物では、特有の基本的なシンボリックな模様があるのを知った。
一本の線、二本の線、ファミリーのマーク、交差点のマーク。

 

一本線は細い道、二本線は広い道、Xは道の交わっている場所、花模様はファミリーを示している、との事(少し記憶が曖昧ですが・・・)

この「X」の交差点のマークで聞いた話は、昔アメリカのブルースの話を聞いた時の、ブルースの根本的イメージの一つである「道の交わるところ」のコミュニケーションの場、についてのストーリーと同じだった。やはりこのブルースの話もアフリカにルーツを持っているのだ。この辺りを含めて西アフリカからは多くの黒人が奴隷としてアメリカに連れて行かれたが、この交差点の話を聞き、まさしくブルースへ、またジャズへ結びつくのを実感する。
道の交差点に薬草を置いておいて他の人の病気の治療に役立てる、或いはここに病気の人がいる事を記して、誰かがヘルプする、など、道の交わりは基本的な人の交わる所、関係しあう所のシンボルです。ブルースの根本的イメージ、道が交わる所。

染料工場の横にあったサッカーゲーム、有料だそうです、良く見かけます。

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