8日目(3) ティレリ出発、今日の寝場所イレリへ |ドゴン族の村へ、自然と文化のダブル世界遺産にアートを求めて
そのオアシスを離れて、本日の寝場所の村に行く。イレリ。
ここは、大きな村、或いは大きな宿だった。
たくさんの旅行者が集まり、例えばバスツアーの人々もこの宿に泊まっている。
多分、80-100人が泊まっているのではないだろうか。
またも、嬉しい事に屋根無しのスペースに蚊帳を張れた、しかも、入り口から宿に入って来る階段の途中から右手に伸びてポコッとできた一人用のスペースで、楽しい。
シャワーまである!!シャワーは4室くらいが区切ってあって、上には大きなポリタンクがあって、そこから、コックをひねると自然落下で水が落ちてくる。
しかも、夕食時には、テーブルに山小屋のようにランタンが置いてあって、ここは結構プロの宿、と言う感じです。(ここで初めて気づいたのだけれど、油とかろうそくを使ったランタン風の明かりをどうして他の宿も使わないのだろう)
ここの写真が殆どありません。きっと、明日からの旅に備えて、電池を節約したのでしょう。
これはトグナです。どの村にも必ずある、激昂して立ち上がらないように天井を低くした会議室です。
ここで、せっかくドゴンへ来て、もう明日はこのドゴンの平原から崖上の文明国に帰るのだから、もう一度ドゴンダンスが見たい、と思い始めた。
で、アダマにその旨言うと、「わかった、アレンジする。」
「OKだ、ダンスの定価は6万CFAで、今晩手付けで半分の3万CFAを払い、明朝ダンスが終わって、更に残りの3万CFAを払うことになる。」
アダマは迂闊にもダンスの現地値段を出してしまったようだ。最初、日本からこのエージェンシーと価格交渉して、ダンスは約7万5千CFAだったので、今回定価として6万CFAとの事なので、約25%のコミッションを取っていたことになる。この6万CFAにも普通ならコミッションが入っているはずなので、アダマが幾ら取ったのか知れ無いが、もっとコミッションを取っていたのかわからない。
でも、そんな事はどうでも良い、とにかくたかが13000-15000円で村のダンスが楽しめるのだから。