古いブログから:メアリージェーン+YAMATOYA+『ビッグ・ビートを巡る散歩①』
最近 ちょっと新しいジャズ喫茶に行っていないので昔のブログの記事を再掲載します。あしからずご了承下さい。
ジャズ喫茶の系譜:メアリージェーン、YAMATOYA、ビッグ・ビート(2006年2月27日)
- 2006.02.27 Monday
先日ある友人にメールで、「メアリージェーン」と言うジャズ喫茶を知っているか、と問われて、渋谷にある、老舗だと返事したら、こんど良い機会があったら、連れて行って欲しい、と要請された。
彼女によると、FM-NHKで聞いたその店の店主の曲のセレクションが素晴らしく、店に行ってみたい、との事。
昔は良く行っていたが最近、というか、この10年位(一度5年前程に行った)は行っていなくて、その隣にある地下の有名立飲みや「富士屋本店」にはかなり通っていた。
メアリージェーンはそれなりに老舗の有名店だが、店主がNHKに出るなどは知らず気になって調べてみると、福島哲雄氏、かなりの有名人だった(最近店主を知人に譲ったらしい)。
メアリージェーンと言う店は、私の記憶では、前衛的、フリージャズを良く流していた。
どうやら、「ジャズ喫茶に花束を」(2002年発刊)と言う本で語る9人のジャズ喫茶の店主の一人となっているようなので、読んで見ました。
やはり彼は、私が持っているようなイメージと戦っていたようです。
彼はフリージャズが好きだ、という理由でかけたのではなく、今動いているジャズに無関心ではおられなかった、から、という事らしい。
やはり、店での選曲には細心の注意を払い、それが友人が感ずる「セレクションが素晴らしい」、へ繋がっているようです。
他の8人は誰かと言うと、四谷イーグル、藤沢響庵、吉祥寺メグ、梅田ムルソー、京都YAMATOYA、新宿サムライ、一関ベイシー、高田馬場イントロです。
この中で、YAMATOYAは私が京都で学生時代にオープンした店でかなり通った店でした。
その店主は、私が最も学生時代に頻繁に通っていたジャズ喫茶「ビッグ・ビート」にやはり頻繁に通い、どうも「ビッグ・ビート」というジャズ喫茶にかなり影響されているようです。
<続く>