遅ればせながら、中沢新一を読む|65歳からアートを造る

半年ほど前、題名の面白さで、「チベットのモーツアルト」を読んだのが初めてで、チベットの僧院で修行する研究者、中沢新一、一種、超人になるようなのが、すごいなぁ・・、と思ったことがある。
最近、何かの拍子に、もっと読んで見ようと、「三万年の死の教え、『チベット死者の書』の世界」を借り出し、この人が他にもたくさんの本を出している事を認識した。特に、「アースダイバー」、が気になり、今回借りた。

2005年の出版で、つまり、18年前である、私が、60歳近辺の時である。
随分遅れてしまっている。
東京の縄文時代の地形まで戻り、神社、古墳、遺跡、など、特に神社の位置との関係を露わにし、また、東京の各地域の性格を土地の成り立ちから、成立させている。
新宿―四谷、渋谷ー明治神宮、銀座―新橋、浅草―上野―秋葉原・・・・何となく、次々と、地域とその縄文からの成り立ちの関係性を、一定の信頼性を持って説明する。
おもしろいですね。
多くの著作があり、題名と、何らかの賞をもらっている本から、読み進めてみようと。
「森のバロック」「哲学の東北」「フィロソフィア・ヤポニカ」・・。

 

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