下北沢へ、「マサコ」へ:『ポロック』と『生成AI』と『釣りジャケット』|65歳からアートを造る
4月30日、しばらく中野島から出ていないので、ちょっと下北沢に出かけた。取りあえず「マサコ」に入る。盛況ですね、満席に近い。
空いている最前線のテーブルにつく。2番目にかかったレコートがギル・エヴァンスのアルバム、聴いたことがなく、何かジャケットのデザインも激しく、音楽もかなり過激。
ギル・エヴァンスとは、かのマイルスがいつも頼りにしていた作曲・編曲家だ。
Gil Evans and his archestra There comes a time.
家に帰って、いつも使っているグーグル系AI、Geminiに聞いてみる。1995年12月録音、メンバーはそそうたるプレイヤーである。
ギル・エヴァンス – ピアノ
リー・コニッツ – アルト・サックス
ジム・ホール – ギター
ポール・モチアン – ドラム
エディ・ゴメス – ベース
ジャケットが余りに激しいので、Geminiに再び聞いてみる。
「ジャケットデザインは誰?」
「ジャクソン・ポロック、である。」との返事。
ちょっと待て、Geminiは賢くなったけれど、前身のBardの時はバカで困った・・
「本当にあのポロックがレコードのデザインするのか?更に、もしそうでも、全くポロックらしくないじゃないか、ポロックと言えば、上から絵の具を垂らし、線が縦横に走る、感じだろう。」
「確かに、ポロックの作品のイメージはそのようでしょうが、このジャケットには、ポロックの晩年に取り組んだ「リリック抽象表現主義」が良く表れています。ポロックの貴重な作品です。」と宣う。
間違っているかも知れないが、取りあえず、受け入れておきます。(上記AIとの会話は要点のみです)
マサコのトイレ。
なんとも脈絡のない、大阪オリエンテッドの風景である。
意味がわからない。
(続く)