東北地方、ジャズ喫茶行脚に出かけました(1)

JR東日本の大人の休日会員専用チケット、3日間東北地方の新幹線、在来線、乗り放題、で、2007年9月6日から8日まで、東北地方のジャズ喫茶を行脚する事を計画しました。
ベースになるジャズ喫茶は、「ジャズ批評」社の増刊号、「日本列島 ジャズの店 2005年版」です。私の手元には、このシリーズの1972年版、1975年版、1976年版、1980年版とこの2005年版があります。

左が1972年版、右が2005年版。
日数にも限りあるので、今回できれば立ち寄りたいジャズ喫茶を以下のように設定しました。アンケートに答えて、文章が載っているお店の中で、特にジャズ喫茶らしいお店を優先しました。また、日程の都合上、青森県は今回割愛しました。
( )内は開店の年
岩手県:盛岡市:ダンテ(1977)、NONK TONK(1975)
    一ノ関:ベイシー(1970)
秋田県:秋田市:ロンド(1967)、JAZZ IN TIME(1976)
    南秋田郡(八郎潟):喫茶 ミカ (1962)
山形県:山形市:珈琲園(1960)、OCTET(1971)
    天童市:らぐたいむ(1979)
宮城県:仙台市:Count(1971)、Kelly(1979)
福島県:福島市:Nega(??)
この中で、最も早い開店の、珈琲園は既に47年続いています、最も新しいKellyでも28年続いている、というわけです。この難しい状況の中で、生き残っていただいている事に感謝せざるを得ません。
ちなみに、この中で、1972年の日本列島ジャズの店に出ている(つまり35年前の雑誌に出ている)お店は、
秋田のロンド、一ノ関のベイシー、山形の珈琲園、仙台のカウント、(今回外しましたが、岩手大槌町のクイーン)の5店のみです。
できるだけ、明るいうちからやっている店を優先しました。
また、原則、まだ2005年から2年しか経っていないので、事前に電話して、まだ続いているかどうかはチェックしませんでした。その場に行って、もし、閉店していたならば、諸行無常を感じ、合掌して引き返す、事としました。

東北地方、ジャズ喫茶行脚に出かけました(1)” に対して1件のコメントがあります。

  1. 琥珀色の時間~THE COLLECTION OF SUNTORY W

    小学生の頃、ビール党の父親は戸棚の奥にウイスキーを常備していた。飲んでいる姿は見たことはなかったが、こっそりと飲んでいるようだった。父親には父親だけの時間があったのだろう。今、あの頃の父親の年齢になった自分もまた、妻と子供が寝静まった後、グラスにウイ

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