『未来惑星ザルドス』を見に行った|65歳からアートを造る(今76歳)
何かおもしろそうな映画はないかなと、チェックしていると、立川のシネマシティと渋谷のイメージ・フォーラムが引っ掛かったのだが、イメージ・フォーラムはいつも見るところなので、シネマシティが気がかりになった(立川は南武線一本なので行きやすい)。
『未来惑星ザルドス』・・・1974年の作のSF、ショーン・コネリー主演(共演は「愛の嵐」のシャーロット・ランプリング)。ある評論家などは「1970 年代は斬新さと大胆さの時代だった、と奇才ブアマンは語る。4Kで甦る『未来惑星ザルドス』はその最たる独創の怪作であり、今改めてこの幻想作家の再発見が待たれている。」などと煽り、「面白いに違いない!」と出かけた。
朝9時50分開始のこの映画を見に家を8時半ころ出た、早朝だ。そのポスターのインパクトにかなり押されたのは事実である。
「巨匠ジャン・プアマンが人類の未来を予見した驚愕のヴィジョン、SF映画史に屈指の問題作、降臨」とある。確かに50年前の作品である、その頃の判断としておかしくなかったのかも知れない。
が、今見て、約2時間、私の完全に個人的感想だが、全くおもしろくな(ただ、「2001年宇宙の旅」は1968年である、この映画より6年早い)い、コネリーよ、半裸で駆けずり回る価値がある映画か?
しかし、50年前だったことを考えるといいか!?と言うところかも。